新原・奴山古墳群
今年の7月に世界遺産に登録された「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群の構成資産の1つである「新原・奴山古墳群」
福津市にあります。
場所は以下のマップでご確認ください。
ここで「古墳 de イルミネーション」というイベントが開催されています。
開催期間:11月18日(土)〜12月9日(土)
「30号」の古墳のある広場で開催されています。
こちらが昼間の「30号墳」です。「前方後円墳」の形状をしています。
普通に見ても、「前方後円墳」の形は確認しにくいです。ちょっとした高台でもあればいいのに、、、
上から見ないと、形は確認できないな、、、と感じました。
「新原・奴山古墳群」は「41基」の古墳が現存しています。
こんな感じの田園風景の中に、古墳が点在しています。
世界遺産登録申請の頃から整備されていたので、散策路や案内板もあり、昼はゆっくりと見て回ることができます。
結構、広い敷地に点在しているので、全部見て回ろうと思うと時間がかかります。
こんな草が生い茂った獣道の奥にも「古墳」があります。
パンフレットによると、この奥は、日本でも珍しい正方形の形をした「方墳」らしいのですが、、、、(7号墳)
「方墳」を見ようと、思い切って生い茂った通路を入っていくと、雑草だらけ、、、
全然手入れされておらず、古墳の形も確認できませんでした。残念です。
この「方墳」の「7号墳」は、駐車場のある位置から一番遠くにあるので、ここまで見学に来る人は少ないのかもしれません。
でも、日本でも珍しい形の古墳らしいので、整備してもらいたいものです。
イルミネーション
さて、肝心のイルミネーションですが、先ほどの「30号墳」の写真の裏側にある広場で行われています。
「2017年11月30日(木)」に見てきました。
「17:30 ~ 22:00」頃の時間帯で開催しているようです。
入り口には、竹を使った灯籠のようなイルミネーションが設置してあります。
世界遺産登録のメッセージも書いてありました。
竹に書かれたメッセージを見ると、地元の小学生が作成したことが予想されます。
「六−一」というクラス名を連想させるメッセージがありました。
イルミネーションの背後には、ライトに映える「30号墳」が見えます。
広場には色々な形のイルミネーションがあり、幻想的な雰囲気です。
ここのイルミネーションの良いところは、全然人がいないこと。
何枚写真を撮っても、人が写り込むことがありません。
独占して、ゆっくり見て回ることができます。
それどころか、周りに街灯もなく、車通りも少ないので、他の光でイルミネーションが邪魔されることもありません。
この日、20分ぐらい滞在しましたが、その間、隣の道路を通った車の数「3台」、イルミネーションを見に来た人の数「0人」という状況でした。
もちろん、都市圏の盛大なイルミネーションには勝てません。
手作り感も満載です。
でも、こんなイルミネーションもいいものです。ウチは大好きです。
去年も開催されており、今後も長く続いて欲しいなぁ、、、と思います。
ただ、この人出だと、長く続きそうもない気もしています、、、、(週末は人出があるのかなぁ??)
周りに街灯もないため、行くときには懐中電灯などを持って行くのが良いと思います。
また、田舎の田園風景の中にあるため、車がないと行くことも難しいと思います。